![中小企業 人手不足](https://static.wixstatic.com/media/8707e015774b4f7ea938c9dda846741c.jpg/v1/fill/w_180,h_118,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6.jpg)
中小企業の課題① : 人手不足
少子高齢化が進み、現役世代の生産年齢人口も減少していく中で人手不足は特に中小企業にとっての大きな課題の一つです。
実際にアンケートを見ても70%を超える企業が人手不足を実感していルトのデータがあります。
人手不足を感じていますか?
![スクリーンショット 2020-01-31 9.45.57.png](https://static.wixstatic.com/media/489340_753c3f50e83541eba9ce77cf6c69db7b~mv2.png/v1/fill/w_600,h_112,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202020-01-31%209_45_57.png)
中小企業基盤整備機構 平成29年「人手不足に関する中小企業への影響と対応状況」
中小企業の人材不足は、少子高齢化による人口減少だけが要因ではなく、大企業等との採用競争に負けたり、新たに誕生したベンチャー企業への流出してしまうといった現状も要因の一つになっています。
生産年齢人口 ≠ 労働力人口
人材不足を考える上で、非常に重要なポイントは、生産年齢人口と労働力人口とは違うということです。
高齢化が進み、生産年齢人口が減少していることは紛れ間ない事実ですが、一方で実は労働力人口は増加しているのです。ここに中小企業の人材不足解消のヒントが隠れているのです。
労働力の推移
![スクリーンショット 2020-01-31 11.06.09.png](https://static.wixstatic.com/media/489340_795c2b7c2a6d426f9194edaba42f9d8d~mv2.png/v1/fill/w_813,h_545,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202020-01-31%2011_06_09.png)
総務省統計局 2019年「労働力調査」
上記のデータでは労働力人口(15 歳以上人口のうち,就業者と完全失業者を合わせた人口)は,2019 年平均 で 6886 万人と,前年に比べ 56 万人で7年連続での増加となっています。男女別にみると,男 性は 3828 万人と 11 万人の増加,女性は 3058 万人と 44 万人の増加となっています。働き方も多様化し、共働きが増えたり、子離れした後などに専業主婦の社会復帰など女性の社会進出も進んでいることが要因と思われます。この「女性の活用」は中小企業にとってのひとつのチャンスな のではないでしょうか。
就業率の推移
![スクリーンショット 2020-01-31 11.30.34.png](https://static.wixstatic.com/media/489340_fb4bc3df2274465696226a84f5bfb582~mv2.png/v1/fill/w_438,h_426,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202020-01-31%2011_30_34.png)
総務省統計局 2019年「労働力調査」
高齢者の就業希望と就業率
60歳以上の方のうち
65歳を超えて 働きたい人の割合 ➡ 65.9%
実際に65歳以上で 働いている人の割合 ➡ 21.7%
(出典)ニッポン一億総活躍プラン(平成28年6月2日閣議決定)
65歳以上の就業者数は892万人と30万人の増加し、高齢者の就業率も上がってきています。
これは企業の退職者の再雇用が進んでいることの裏付けです。また、実際に65歳を超えて働きたい人と、実際に原らいている人の割合でみても、まだまだ潜在的に働きたいシニアが多いことが分かります。
現代の65歳は、まだまだバリバリの現役ですし、長く働いた豊富な経験やノウハウがあります。
中小企業にとっての人手不足解消の鍵は「女性の活用」と合わせて「シニアの活用」なのではないでしょうか。